自分に合った治療法を選ぶために
歯を失ったときの治療法には、入れ歯・ブリッジ・インプラントなど複数の選択肢があります。なかでも「入れ歯」と「インプラント」は多くの方が検討される治療法ですが、それぞれに異なる特徴があります。
このページでは、入れ歯とインプラントの主な違いについて、機能性や見た目、日常生活への影響など、患者様が治療法を選ぶ際に知っておきたいポイントを分かりやすく解説します。
それぞれの治療法とは?
入れ歯とは
人工の歯と歯ぐきが一体となった装置を、歯ぐきの上に装着して使用する取り外し式の補綴装置です。保険適用のものと自由診療のものがあり、失った歯の本数や部位によって部分入れ歯や総入れ歯があります。
インプラントとは
失った歯の部分に、チタン製の人工歯根(インプラント)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。固定式のため、取り外す必要がありません。
入れ歯とインプラントの比較
| 比較項目 | 入れ歯 | インプラント |
|---|---|---|
| 固定性 | やや不安定。外れることがある | 骨に固定されており安定感が高い |
| 見た目 | 留め具が見えることがある | 自然な見た目で目立ちにくい |
| 噛む力 | 天然歯の約30%程度 | 天然歯に近い噛む力が得られる |
| 違和感 | 装着時に異物感があることも | 装着感は自然で違和感が少ない |
| 取り扱い | 毎日の取り外し・洗浄が必要 | 基本的に固定式で通常の歯と同様にケア |
| 周囲の歯への影響 | 留め具をかける歯に負担がかかる | 周囲の歯に負担をかけない |
| 治療期間 | 比較的短い | 骨との結合に数ヶ月必要 |
| 保険適用 | 保険の範囲で作製可能 | 原則として自由診療 |
| 外科手術 | 不要 | 外科手術が必要 |
| 寿命・耐久性 | 3〜5年程度で作り替えの可能性あり | 適切なケアで10年以上の使用も可能 |
※表は左右にスクロールして確認することができます。
それぞれのメリット・デメリット
入れ歯のメリット
- 治療期間が短く、通院回数が少ない
- 手術の必要がなく身体への負担が少ない
- 保険適用で比較的費用を抑えられる
入れ歯のデメリット
- 外れやすく、違和感を感じやすい
- 食べ物の種類によっては噛みにくい
- 留め具や厚みが見た目に影響することもある
- 噛む力が弱く、骨が徐々にやせることがある
インプラントのメリット
- 固定されているため、しっかり噛める
- 見た目が自然で、他の歯と調和する
- 隣の歯を削る必要がない
- 噛む刺激が骨に伝わり、骨がやせにくい
インプラントのデメリット
- 外科手術が必要
- 治療期間が長くなる(数ヶ月)
- 保険が適用されず、費用負担が大きい
- メンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎のリスクがある
自分に合った治療法を選ぶために
どちらの治療法が適しているかは、失った歯の本数や部位、骨の状態、年齢や全身の健康状態、ライフスタイル、ご希望の予算など、さまざまな要素によって異なります。
例えば、
- 手術に不安がある方や全身疾患がある方には「入れ歯」
- 食べる楽しみや見た目の自然さを重視したい方には「インプラント」
といった選び方が考えられます。
当院では、どちらか一方を無理にすすめることはありません。検査とカウンセリングを通して、患者様にとって適切な治療方法をご提案いたします。
ご相談だけでもお気軽に
「入れ歯で不便を感じているけど、インプラントが自分に合うか分からない」「違いをちゃんと聞いてから検討したい」などのお悩みはありませんか?
神戸市須磨区のかずまデンタルクリニックでは、インプラント治療を検討している患者様に寄り添った、無理のない治療のご提案をいたします。
まずはお口の状態を拝見し、実現可能な治療の選択肢をしっかりご説明します。あなたに合った適切な治療方法で、快適な毎日を取り戻しましょう。


